潮風とおはぎ

おふねのこととか

【WoWS】楽しいマース

 

 はじめまして、おはぎです。ORYNKでお世話になってる一般駆逐艦乗りです。ドイツT7駆逐艦、Leberecht Maaßについてだらだら書いていきます。大事な事なので先に書いておきますが、あくまで個人の主観によるものなので、こうしたら絶対に強い、勝てるとかそういうんじゃないです。あと文章取っ散らかってるのもね…。ご了承くださいまし。

 なんでこんなものを書こうと思ったのかというと、まずこういうことがありまして…

 


 勝手にMAASS教の教祖にされました……。

 

 ちょっと砲戦運用勧めてみただけじゃんか。そう!この時点では自分でも運用していなかったんです。エアプってやつですね。たぶんいけるやろとは思ってましたが、さすがに無責任がすぎたのでちゃんと乗ってみよう。どうせならいい機会なのでじっくり乗ってみようと。T10をつくるのを目標にしていたので、途中のは経験値溜まったらさっさと次!と乗り捨てていましたしね。加えて、初心者時代でスキルも揃ってない状態だった思うので、とてもフルに性能を引き出していたわけではないですし。

 とりあえず先に結果だけ書きます。砲戦運用前の成績がこちらです。あ、1回はお試しで砲戦運用やったから正確には21戦ですね。まぁいいか。これはまだ2つ前のクランの時で、スキル的には初心者でしたね。

 そして砲戦運用検証後がこちら。

 自分でもびっくりしました。60勝18敗、勝率76%でフィニッシュ。こいつOP艦か?Numbersでもかなりいい戦果を残すことに成功しました。素直に嬉しい。

asia.wows-numbers.com

 あ、毎回Leberecht Maaßもめんどくさいし、以下はマースで書きます。艦これやってたんでレーベの方がなじみあるっちゃあるんですけどね。お船的にはマース呼びなので合わせます。ほいじゃ、マースの性能を順にみていきましょうかね。知ってるよ!って人は飛ばしてもらって結構です。

 

◆マースの性能緒元

 

・抗堪性…17500とかなりタフです。同格18隻中5位と優秀。抗堪専門家を付けたら19950とほぼ20000です。駆逐のヘルスはなんぼあってもいいですからね。装甲は8mm~16mmと特筆することはありません。

 

・砲性能…128mm単装砲が5基5門。ひとつ前のゲーデが使えた150mm砲はありません。使いたい人は第二駆逐ルートか、頑張ってZ-39を入手してください。装填4.2秒は同格4位と優秀です。弾道も少し山なりですが当てやすい部類だと思いますし、装填が速いために修正射撃もしやすいです。180°旋回が22.5秒と遅く、強化しても全力転舵には追いつきません。あらかじめ砲戦が予想される方向に向けておくなどしてください。回避機動を取りながらの時も撃てなくてストレスがたまるかも……。

 HE弾は威力7500と同格ワースト4位。発火率も6%で同格ワースト4位。ドイツらしい低威力の湿気ったHE弾ですね。DPMは107143で同格11とこれも低いです。なので、後述する運用法で触れますが、撃てるタイミングを逃さずコツコツ積み重ねていくのが大事です。口径は小さくなりましたが、ドイツ駆逐のHE弾は一般の1/6ルールではなく1/4ルールですので32mmまで貫通できます。例えばティア10戦艦の大和やモンタナの艦首艦尾が32mmなので、これを貫通することができますね。ティア7の戦艦だと、長門コロラドは艦首艦尾どころか甲板全部26mmなので抜き放題です。イタリアのカラッチョロ等、甲板が硬くて抜けないのもいますがティア7戦艦の艦首艦尾は26mmなので問題なく貫通できます。逃げるミリ残りを貫通できないがために取り逃がす……なんてことに悩まなくていいですね。素のダメージが低くて削りにくいのはご愛嬌。

 AP弾は威力3000と同格3位。DPMはなんと同格トップの214286。これだけ見ると強く見えるのですが、ドイツの宿命として貫通力がとても低いです。ひとつ前のゲーデは150mmと駆逐艦としては大口径の主砲を持っていて、巡洋艦のバイタルを抜けて楽しかった!という人も多いのではないでしょうか。残念ながら同じようなことは期待できません。口径が128mmと小さくなったこと、周りの装甲が厚くなったことでバイタル抜きは実用的ではないです。格下のコトフスキーのようなペラペラ艦艇なら実用的な距離から抜けますが、大半は4km以内での接近戦などの限られた場合だけしか狙っては難しいです。。ただ、高威力のAP弾を使わないのは非常にもったいないので、有効打が狙える時は積極的に打ち込みましょう。跳弾優遇などが無いために弾かれてしまうことも多いですが、斉射3000~出たりして気持ちいいですよ。大型艦の上部構造物、艦首艦尾の刺さりやすいところにどんどん打ち込みましょう。なお、真横を向けた駆逐艦には過貫通してしまうことが大半なので、APよりもHEを使いましょう。APはほんの少しだけ角度ついているタイミングだと過貫通せずにいいダメージが出ます。的も小さいので相手が転舵して姿勢を変えているタイミングくらいしか狙える時はないかもしれません。が、そのわずかなダメージの差が後で響くかもしれません。素直にHE撃てばよかったとなるかもしれませんが……

 

・魚雷性能…装填90秒の4連奏2基で後期だと射程8.5kmと前級より0.5kmだけ伸びます。威力は14400で同格13位と控えめです。浸水率は前級から13%向上して240%で、これも低め。対水雷防御の高い艦艇相手では決定打となりにくいので、近接雷撃をしかけりる場合などには注意が必要です。雷速65kn、リアクションタイム7.4秒というのは当てやすい部類だと思います。隠蔽は良くないですが、隠蔽雷撃は十分にできるのでチャンスは逃さず狙ってみましょう。装填は速いですが、射程が短いために気軽にばらまいて当たるのを祈るのはもったいないです。ある程度確信をもって投げるようにして下さい。

 

爆雷性能…1回の攻撃で威力2200のを左右、後ろに2個ずつ計6個を2set、合計12個投下します。潜水艦に攻撃を仕掛けるのは駆逐艦にとって非常にリスクの高い行動なので、狙う場合は状況をよく見てからにしましょう。当てればその場で絶対沈められるというわけでもないですし。他のツリーと比べると威力低いのを数バラまく感じでしょうか。どうせ1回で沈められないなら個数多いほうが浸水起こしやすいからいいのかな…?わからん。

 

・対空火力…3.5kmまでの中距離対空(継続ダメージ102)と2kmまでの近距離対空(継続ダメージ62)。このティア帯だと艦載機の攻撃を防ぐにはとても足りません。もっとも、長距離対空が無いためにバブルが発生しないので致し方何のですけれど。しかし、地味ながらもマースの対空値は同格5位と優秀なんですよ。近くに置かれたFTを墜とすにはそれなりに役立つので、セクター強化も合わせてさっさと消してしまいましょう。また、航空発見距離が2.9kmと対空射程より短いので、普段は対空砲をOFFにしておきましょう。

 

・機動性…37knの快速を発揮できます。速いことはいいことだ。が、旋回半径640m、転舵所要時間4.2秒と良くないですね。船体が比較的大型なことも相まって、慣れるまでは回避や進路取りなど思うようにいかないかもしれません。それでも前級ゲーデよりは曲がるようになっています。

 

・隠蔽性…最良隠蔽6.8kmはミンスクやブリスカヴィカと並んで同格最下位です。前級ゲーデも同格ではブービーと悪いことに変わりはないのですが、ティア9とマッチするマースとでは動きやすさが違ってきますね。隠蔽を使って相手の駆逐艦をスポットして戦うというのはとても難しいです。先に見つかることを前提とした立ち回りが求められます。

 

・消耗品…応急工作班:普通のやつですね。火災の消火タイミングなどは相手の攻撃が終わったのを確認してから。

     発煙装置:動作時間20秒、持続時間65秒。ドイツ駆逐艦は他国に比べて持続時間が短く設定されているため(同格米駆:121秒、英・パン亜以外:85秒)、煙幕撃ちに夢中になっていると危険です。必ず残り時間を確認して、射撃を終わらせるタイミングや、撤退の算段を整えておきましょう。

     エンジンブースト:速度上昇率8%、持続時間120秒は多くの駆逐艦と共通のものですね。もとから37knの快速を発揮できますので、使用中は39.8knで走り回れます。速度を活かして敵艦の砲弾を捌きましょう。

     水中聴音:魚雷発見距離3km、艦艇発見距離4kmのソナーを120秒使用できます。ドイツの代名詞みたいなソナーですが、自艦の最良隠蔽6.8kmに対して艦艇発見距離4kmなので、一方的に補足できるのは相手が煙幕内や島裏にいるときに限られます。煙幕ソナーコンボを対駆逐に積極的に使えるのはZ-52からだと思いますので、無理は禁物です。

 ちなみに、煙幕内発砲ペナルティが2.9kmなので、ソナーで敵艦を補足したときの猶予が1.1kmしかありません。せっかく一方的に撃てるチャンスを自分で潰すのはもったいないのでこれは覚えておいてください。

 性能関連はざっとこんなもんですかね。

◆おはぎマースのビルド 

 まぁ割と普通だと思います。スロット2をエンブ改良にするかは好み。3スロは砲戦メイン運用のためこれを。4スロは推力ではなく操舵にしてます。こっちのが敵弾を捌くのやりやすかったです。島の間動くときも役立ちますし。

 駆逐艦基本セットの予防整備、最後の抵抗、抗堪専門家、隠蔽処理専門家。これに加えてアドレナリンラッシュ、主砲対空兵装専門家、無線方向探知を取得しています。優先度としては基本セットの次に主砲対空兵装専門家による射程延長ですかね。無線は人力でできる人は無くてもいいでしょうし、ARも管理とかでもいいかもしれません。そこはプレイスタイル次第。

 

◆おはぎマースの運用

 

 初動はcapエリアをかすめつつ外周に展開します。魚雷の装填がcapエリアに着くころには完了しているので、ここに来るかな?というところに流したら外へ。相手の陣形が航空偵察によってわかっていたり、安全にcapできるならそのまま取ってしまいましょう。

 対駆逐はやはり隠蔽の都合上苦手です。が、それは近距離の話で中遠距離での撃ち合いならなんとかなります。自分で見るのが難しい以上、撃てるタイミングがあれば少しでも削っておきましょう。後々の接敵時にその小さな積み重ねが響いてきます。

 

 対巡洋艦、戦艦がメインの仕事になります。32mmまで抜けるHEを中心に積極的に砲戦をしかけていきましょう。背負う艦数はなるべく最低限に、射線管理をしたうえで回避しつつ撃ち込んでいきます。味方の陣形展開次第でこの後の組み立てを考えていきます。しっかり外周と内周を抑えてくれそうなら適度にヘイトを交代しながら隙を見て打ち込んでいきます。また、雷撃が狙えそうなら撃つのをやめて隠蔽使って忍び寄ります。射程が短いので可能な限り近づきたいですが、転舵したときに隠蔽を割っては意味が無いので慎重に。味方の展開が内寄り、隻数不利なら外周を突破されないよう遅滞戦闘を行います。頭を向けて来た艦から順に打ち込んで燃やしてしまいましょう。ソナーは事故防止用にぼちぼち来るかな?とか島から出るときに使うイメージでいいです。

 

 中盤以降は有利ならどんどん先頭に立ってラインを上げていきましょう。このころになると相手の射撃の癖(全問斉射するしない、偏差読みの精度、自艦への意識etc)がわかってくると思うので、それを意識しながら砲弾を捌きつつ圧をかけていきます。常に味方との距離感を意識して、全てのヘイトを受けないようにしてください。また、大型艦のラインが下がったということは、敵駆逐艦も引かざるを得ないのでいけそうならcapにトライしてみましょう。駆逐艦もタイマンなら相手次第で五分以上にやれますし、味方の援護も期待できるころだと思うので仕掛けてみましょう。駆逐艦さえ沈めてしまえばもうマースを止められる者はいません。好き放題暴れましょう。参考動画を置いておきます。

 

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 トップだろうがボトムだろうが、相手の得意な土俵に上がる必要はありません。自分の得意なことをフルに活かすにはどうすればいいかを考えながら、快速を活かしてポジショニングを変えていきましょう。まぁドカドカ撃って燃やしてひょいひょい避けてたらなんとかなります。わりかし苦行艦のイメージが強いですが、全然そんなことはなくて楽しい艦だと思うので気が向いたら乗ってやってください。

 

 

 

 ◆おまけ 対駆逐感想

白露・夕立…砲戦は勝てる。魚雷事故だけ注意。

暁…引き撃ち強力なのでまともに撃ち合いしない方が吉。魚雷装填速いので事故らないように。

マハン…中遠距離で。近距離はレートと弾道でむこう有利かな。

シムス…足が速い。マハンと同じで相手の苦手な中遠距離で。

ミンスクレニングラード…中遠距離でも弾道の都合相手のが有利。タイマンはやりたくないぁ。

ジャービス…煙幕撃ち、他艦スポットに注意。殴り合いはなんとかなる

マース…エイムの上手いほうの勝ち。

 Z-39…こいつ隠蔽アプグレ積めるのよね。手数ならこっちが上なので中距離から丁寧に。

 Z-31…側面25mmもマースには無効。HEでもいいし、APで大ダメージが期待できる。

ハイダ…先に煙幕炊かせればそうこわくない。まともにやり合うのは×。

ヴォークラン…ソ連駆逐同様タイマンは絶対ダメ。味方を頼ろう。

リスカヴィカ…同じ砲戦型でもこっちのが弾道で有利。

スコーネ…砲戦なら殴り勝てる。

ルカ・タリーゴ…めっちゃ厄介。向こうがやる気なら相打ちなる覚悟が必要かもソナーを駆使して煙幕を無効化して…。基本的に辛い。

FR25…出会ったことが無い。煙幕突撃してきたらソナーで撃退。そうじゃなくても弾道で圧倒的に有利。